女子800メートルの日本記録保持者として注目を集めている久保凛選手。
2026年6月13日に行われた日本陸上競技選手権の女子800メートル決勝では、2分1秒54で優勝しました。
大会3連覇を達成するとともに、アジア大会の派遣設定記録も突破し、代表に内定しています。[1]
高校時代から日本のトップ選手として活躍してきた久保凛選手ですが、出身中学や高校などの学歴が気になる人も多いのではないでしょうか。
また、兄弟などの家族構成や、サッカー日本代表・久保建英選手との関係にも関心が集まっています。
そこで今回は、
久保凛の日本記録保持者としての戦歴
久保凛の学歴は?
久保凛の兄弟などの家族は?
久保凛の経済的価値と若手アスリートの契約
4つの観点から迫っていきます。
それでは早速本題に入っていきましょう。
久保凛の日本記録保持者としての戦歴

久保凛選手は、2008年1月20日生まれ、和歌山県出身の陸上競技選手です。
専門種目は女子800メートル。
2025年7月の日本選手権で1分59秒52を記録し、日本記録を更新しました。[2]
女子800メートルは、スピードだけでなく持久力やレース中の位置取りも求められる種目です。
「トラックの格闘技」と表現されることもあり、選手同士の駆け引きが勝敗を左右します。
久保凛選手の強みは、最後の直線でもスピードを落とさない力強い走りです。
2026年の日本選手権決勝でも、ラストの直線で塩見綾乃選手を逆転。
プレッシャーのかかる大舞台で勝ち切り、3連覇を達成しました。
高校卒業後の2026年には積水化学へ入社し、女子陸上競技部に所属しています。
練習は、元男子800メートル日本記録保持者の横田真人さんが代表を務める「TWOLAPS」を拠点に行っています。[2][3]
高校生から社会人へと環境が変わった直後にもかかわらず、日本選手権で優勝した点からも、久保凛選手の対応力と精神力の強さがうかがえます。
今後はアジア大会やU20世界選手権、さらにその先のオリンピックでの活躍も期待されます。
久保凛の学歴は?

出身中学は串本町立潮岬中学校
久保凛選手の出身中学は、和歌山県の串本町立潮岬中学校です。[2]
久保凛選手は、小学生時代には陸上ではなくサッカーに取り組んでいました。本格的に陸上競技を始めたのは中学校に入ってからです。
中学3年生のときには、全日本中学校陸上競技選手権大会の女子800メートルで優勝しました。[3]
サッカーで身につけた瞬発力、持久力、周囲の状況を把握する力が、後の800メートルにも生かされているのかもしれません。
幼い頃から陸上一筋だったわけではなく、異なる競技で培った能力を陸上に応用した点も、久保凛選手の経歴の興味深いところです。
出身高校は東大阪大学敬愛高校
中学校卒業後は、大阪府にある東大阪大学敬愛高等学校へ進学しました。[2]
同校は陸上競技の強豪校として知られており、久保凛選手は高校入学後に大きく成長しています。
高校時代には女子800メートルでインターハイ3連覇を達成。
日本選手権でも高校2年時と3年時に優勝し、国内の実業団選手や大学生を相手に結果を残しました。[3]
さらに、高校2年時の2024年には1分59秒93を記録し、日本女子として初めて800メートルで2分の壁を突破。翌2025年には1分59秒52まで日本記録を更新しました。
高校卒業後は大学へ進学するのではなく、積水化学に入社して競技を続ける道を選択しています。
企業に所属しながら世界を目指す実業団選手として、新たな競技生活をスタートさせました。
久保凛の兄弟などの家族は?

兄は瞬さん
久保凛選手の兄弟については、兄の瞬さんの存在が報道で確認されています。
2025年の東京世界陸上では、兄の瞬さんや母親をはじめとした家族が会場で久保凛選手を応援していました。
兄の瞬さんは、妹が17歳で世界の舞台に立ったことに感動し、涙を見せながら称賛していたと報じられています。[4]
母親も競技を終えた久保凛選手を気遣い、好物のかぼちゃを使った料理を作ってあげたいと話していました。
華やかな記録の裏側には、久保凛選手を身近で支えてきた家族の存在があることが分かります。
一方、父親の職業や家族全員の氏名、ほかの兄弟に関する情報については、インターネット上にさまざまな記述があります。
しかし、公式プロフィールや信頼性の高い報道で確認できない内容も含まれているため、断定には注意が必要です。
本人や家族が公表していない情報まで無理に特定せず、確認できる範囲で紹介することが大切でしょう。
久保建英とは兄妹ではなく「いとこ」
久保凛選手と、サッカー日本代表の久保建英選手は「いとこ」の関係です。[3]
名字が同じで、どちらも世界を目指す若手アスリートであることから、兄妹ではないかと思われることもありますが、兄妹ではありません。
久保凛選手は小学生時代にサッカーをしており、久保建英選手も同じく幼少期からサッカーに取り組んできました。
現在は陸上とサッカーという異なる競技で活躍していますが、身近な親族が世界の舞台で戦っていることは、大きな刺激になっていると考えられます。
ただし、久保凛選手はすでに女子800メートルの日本記録保持者です。
「久保建英選手のいとこ」という話題性だけでなく、一人の陸上選手として日本の歴史を塗り替えている存在といえるでしょう。
久保凛の経済的価値と若手アスリートの契約

トップアスリートの価値は賞金だけではない
トップアスリートが生み出す経済的価値は、大会の賞金だけで判断できるものではありません。
企業に所属する選手が活躍すると、所属企業の名前が新聞やテレビ、インターネットニュースなどで繰り返し紹介されます。
その結果、企業の知名度向上やブランドイメージの形成、採用活動、社員の一体感などにもつながる可能性があります。
また、若くして日本記録を樹立し、世界大会への出場経験を持つ選手には、広告、スポンサー契約、イベント出演などの価値も生まれます。
久保凛選手についても、日本選手権3連覇や日本記録保持者という実績は、競技上の価値だけでなく、所属企業やスポンサーにとっても大きな広報価値を持つと考えられます。
ただし、本人の給与、スポンサー料、賞金額などは公表されていません。
根拠のない金額を推測するのではなく、「競技成績が企業やスポンサーのブランド価値を高める」という視点で捉えることが適切でしょう。
18歳から契約を自分の責任で結べる
久保凛選手は2008年1月20日生まれのため、2026年6月時点では18歳です。
日本では2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられました。
18歳になると、原則として親の同意を得なくても自分で有効な契約を結べます。[5]
アスリートの場合には、所属契約だけでなく、スポンサー契約、マネジメント契約、広告出演契約、SNSを利用したPR契約などを結ぶ可能性があります。
契約時には、報酬額だけでなく、契約期間、競合企業との契約制限、写真や映像を使用できる範囲、SNS投稿の義務、けがをした場合の扱い、契約を解除するときの条件などを確認する必要があります。
18歳以降は、未成年であることを理由とした契約の取り消しが原則としてできません。
これはトップアスリートだけの問題ではなく、18歳で進学や就職を迎える一般の若者にも共通する重要な法律知識です。
高額な契約や内容の難しい契約については、家族だけで判断せず、弁護士などの専門家に確認してもらうことが有効です。
給与とスポンサー収入では税金の扱いが異なることも
企業に雇用されて受け取る給与は、基本的に給与所得として扱われます。
一方で、スポンサー料、広告出演料、イベント出演料、契約金、賞金などについては、契約内容や収入の継続性、競技活動との関係によって所得区分が異なる場合があります。
企業から広告宣伝を目的とした賞金などを受け取る際には、所得税などが源泉徴収されるケースもあります。[6]
そのため、複数の企業や団体から収入を得る選手は、契約書、支払明細、交通費、用具費などの記録を残しておくことが大切です。
会社で年末調整を受けていても、給与以外の所得状況によっては確定申告が必要になる可能性があります。
久保凛選手個人の税務状況については公表されていませんが、若い選手が急速に活躍した場合、競技面だけでなく税務や資産管理を支える体制も重要になります。
家族が負担する教育費と贈与税
子どもの才能を伸ばすためには、学費のほか、遠征費、用具代、交通費、寮費など、さまざまな費用がかかります。
親や祖父母などの扶養義務者が、通常必要と認められる生活費や教育費を必要な都度負担した場合、原則として贈与税はかかりません。[7]
ただし、「教育費として渡したお金」であっても、使わずに預金したり、株式や不動産の購入に充てたりすると、贈与税の対象になる場合があります。
また、競技活動のための費用がすべて自動的に税法上の教育費になるとは限りません。
金額や支出の目的によって判断が変わる可能性があります。
一般家庭でも、子どもや孫の学費などを援助するときは、必要な時期に学校や業者へ直接支払うなど、お金の流れを明確にしておくことが大切です。
久保凛選手の活躍は、才能や努力だけでなく、学校、指導者、所属企業、家族による長期的な支援の大切さも教えてくれています。
まとめ
今回は、久保凛選手の学歴や兄弟などの家族、久保建英選手との関係について紹介しました。
久保凛選手の出身中学は、和歌山県の串本町立潮岬中学校です。
中学校から本格的に陸上競技を始め、中学3年時には全国大会の女子800メートルで優勝しました。
その後は東大阪大学敬愛高校へ進学し、インターハイ3連覇や日本記録樹立など、数々の実績を残しています。
高校卒業後の2026年には積水化学へ入社。日本選手権で3連覇を達成し、アジア大会代表にも内定しました。
家族については、母親と兄の瞬さんが大会を応援する姿が報じられています。
また、サッカー日本代表の久保建英選手とは兄妹ではなく、いとこの関係です。
18歳で社会人となった久保凛選手には、競技力だけでなく、企業やスポンサーにとっての経済的価値も期待されています。
一方で、18歳以降は自分の責任で契約を結ぶことになるため、契約内容や税金、将来の資産管理について正しい知識を持つことも重要です。
日本記録保持者として、そして一人の社会人アスリートとして、久保凛選手が今後どのような成長を見せてくれるのか注目したいですね。
事実確認に使用した主な資料
[1] 2026年日本選手権の決勝結果は、日本陸連が久保凛選手の優勝、2分1秒54、3連覇、アジア大会派遣設定記録突破を公表しています。(日本アスリート連合)
[2] 生年月日、出身地、出身中学・高校、日本記録、現在の所属は、日本陸連と積水化学の公式プロフィールで確認できます。(日本アスリート連合)
[3] 小学生時代のサッカー、中学からの陸上、全中優勝、高校時代の実績、久保建英選手とのいとこ関係は、月刊陸上競技の記事を参照しています。(月陸Online|月刊陸上競技)
[4] 兄の瞬さんと母親については、2025年世界陸上時のTBS報道で確認できます。(TBS NEWS DIG)
[5] 成年年齢は2022年4月から18歳へ引き下げられ、18歳になると原則として単独で契約できるようになります。(法務省)
[6] 広告宣伝目的の賞金や一定の契約金には、源泉徴収が必要となる場合があります。(国税庁)
[7] 扶養義務者から通常必要な生活費・教育費を必要な都度受け取る場合は、原則として贈与税がかかりません。ただし、預金や投資に回した部分は課税対象となる場合があります。(国税庁)
※第4章の税金・契約に関する記述は一般的な解説です。実際の課税関係や契約上の権利義務は、契約内容や個別事情によって異なります。

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