先日、国民的俳優・竹内涼真さんの弟でアーティストの竹内唯人さんがバラエティ番組に出演し、現在の厳しい経済状況を告白して話題になりました。
19歳でブレイクし、最高月収100万円を達成したものの、現在は月収19万円のアルバイト生活で、貯金残高は305円。さらに、過去に購入した高級車アウディのローンを払いきれず、兄の涼真さんに肩代わりしてもらったというエピソードも明かされました。
「芸能界の一発屋の話でしょ?」と思うかもしれませんが、実はここには、一般の会社員やフリーランスの方にも絶対に知っておいてほしい「お金の罠」がいくつも隠されています。
今回はファイナンシャルプランナーの視点から、このニュースを反面教師として、私たちが生活で気をつけるべき「3つのマネー教訓」を解説します。
そこで今回は、
竹内涼真の弟・唯人さんの教訓1:生活水準を上げてはいけない
竹内涼真の弟・唯人さんの 教訓2:身の丈に合わないローンは未来の自分を縛る
竹内涼真の弟・唯人さんの 教訓3:生活防衛資金がない状態で夢を追うリスク
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
竹内涼真の弟・唯人さんの教訓1:生活水準を上げてはいけない

竹内さんは19歳で月収100万円という大金を手にしました。しかし、その後収入が減少したとき、生活を維持できなくなってしまいました。
人間には「下方硬直性(かほうこうちょくせい)」という心理的な性質があります。
これは、「一度上げた生活水準(生活レベル)は、収入が下がってもなかなか下げられない」という現象です。
- 会社の業績が良くてボーナスがたくさん出た
- 残業代が多くて今月の手取りが増えた
- 副業が一時的に軌道に乗った
こういった「一時的な収入アップ」の際、すぐに家賃の高い部屋に引っ越したり、毎月の固定費を増やしたりしてしまうのは非常に危険です。
お金が貯まる人は、「一時的な収入はなかったものとして全額貯蓄に回し、毎月の基本給だけで生活する」というルールを徹底しています。
竹内涼真の弟・唯人さんの 教訓2:身の丈に合わないローンは未来の自分を縛る

竹内さんは21歳の時に400万円でアウディを購入したものの、収入減により維持できなくなり、売却してもローンが残る事態になりました。
車や住宅をフルローン(あるいはそれに近い形)で購入する際、多くの人は「今の収入が今後もずっと続くこと」を前提に考えてしまいます。
しかし、人生には転職、病気、会社の業績悪化など、予測できないリスクがつきものです。
FPとしてアドバイスするなら、自動車などの移動手段(消費・浪費に近いもの)にローンを組む場合は、「毎月の返済額が手取り収入の1割〜1.5割に収まっているか」、そして「万が一の時に売却すれば、ローンの残債を相殺できる資産価値があるか」をシビアに計算すべきです。
「買える(ローンが組める)」と「維持できる」はまったく別物です。
竹内涼真の弟・唯人さんの 教訓3:生活防衛資金がない状態で夢を追うリスク

現在の竹内さんの預金残高は「305円」。
その状態で「500万円のMVを作りたい」という夢のために、大切な資産(兄からもらったジャケットなど)を売却して資金を作ろうとしています。
夢や自己投資にお金をかける姿勢は素晴らしいですが、「生活防衛資金(何かあっても3ヶ月〜半年は生きていける貯金)」がない状態での勝負は、非常にリスクが高いと言わざるを得ません。
手元の現金が完全に枯渇すると、冷静な判断ができなくなり、目先の生活費のために大切なものを安値で買い叩かれたり、最悪の場合は高利の借金に手を出してしまう原因になります。
自己投資やビジネスへの挑戦は、最低限の生活の土台(貯金)を確保した上で行うのが、結果として夢への近道になります。
まとめ
世間からは「芸能人の家族だから裕福だろう」と思われていた竹内さんですが、現実は世間のイメージとは大きく異なっていました。
この事例が教えてくれるのは、「いくら稼ぐ能力があっても、入ってきたお金をすべて使ってしまえば、誰でも簡単に生活破綻の危機に瀕する」という残酷な事実です。
- 収入が増えた時こそ、生活レベルを変えない。
- 固定費やローンなど、未来の自分にツケを回す契約は慎重に行う。
- まずは生活を守るための貯金を最優先で作る。
皆さんも、この機会に「自分の生活水準は、万が一の収入減に耐えられるか?」を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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